電柱検査など、お心当たりの無いお問合せにご注意下さい

道路占用について

道路占用とは……

道路に一定の工作物、物件又は施設を設け、道路の空間を独占的・継続的に使用すること。占用しようとする者は、あらかじめ道路管理者の許可を受けなければなりません。

写真にある道路を見てみると、右側に複数の電柱が、短い径間でほぼ同一線上に立ち並んでいます。電柱の管理会社を確認してみると、電力とNTTそれぞれの電柱が交互に建っています。さらに支持してある電線を観察すると、電柱の接触箇所にわざわざ防護管が設置されているかと思えば、どちらの電柱にも支持してある弱電線もありました。最終となる末端柱では支線アンカーも共用されています。

支持なしで防護管設置
末端柱の支線アンカー

道路占用許可基準によると……

・道路幅員10メートル以内の歩道を有しない道路においては、片側に設けること(占用者ごとに一側ではなく、電柱、電話柱等はすべて同一路線上の片側とする)
同一路線に電柱、電話柱等を設ける場合は、原則として共架とすること

住宅地で駐車場が多く、電柱があることで出入りがしずらそうなお宅もありました。径間が短く、道路高にも余裕がある場合、共用柱として二次占用の許可(あらかじめ占用許可をとっている側に、共架の申請を行うこと)をとって頂きたいですね。

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