街を歩いていると、多少傾いている電柱はよく見かけます。ですが、稀にあまりにも傾きが大きい電柱があります。原因としては、例えば電線の弛度(張り具合)、太さや径間(電柱間の距離)の長さが不均等である事が挙げられます。
この電柱の状況を電力会社に連絡したところ、「設計の計算上では問題が無いので、すぐに建替えなどは致しません」との回答でした。経験上、電線の弛度は工事を行う現場技術者によって差が出ます。適正弛度は定められていますが、現場によって様々です。現在の設備状況を確認して強度計算を行うのが正しい対応ではないかと思います。せめて地際の陥没は危ないので直して欲しかったですね。公衆災害に繋がらなければ良いのですが……。